まずは受験生お疲れさまでした。先日実施された共通テストについての感想です。リニューアル初回のためか、難易度はややマイルドな感じでした。現在高2・高1の生徒も大手予備校の分析やアドバイスを参考にしてみてください。来年以降はちょっと難しくなるかもしれません。
Link🔗 東進ハイスクールの共通テスト分析
英語について
親世代が受験した2,000年前後のセンター試験試験との大きな違いは、やはり英文量・単語数です。2,000年は3,000語ほどですが、近年は6,000語ほどです。ほぼ2倍の英文量を同じ80分で処理しなければなりません。しかも英語という言語に関する問題よりは、英語での情報の読み取り、情報処理に重点が置かれています。さらにリスニングはリーディングと同じ100点配点です。「昔のセンターとは比べ物にならないくらい今は難しいんだから!」と生徒が親にクギを刺すことに私は反論はできません・・・
対策
試験の傾向が変わっているのに、昔と同じ勉強法に固執するのはナンセンスです。文法問題を必死にノートに書き写したり、日本語で読んでもあまり意味がわからないような難解な文章の英文解釈・英文和訳に時間をかけすぎるのは避けるべきです。(どちらも必要ないわけではありません)
重要なのは、やや易しめの文章をスラスラと読み下せるチカラです。頭の中で日本語を経由せずに英語のままで理解できないと、共通テストでは時間内に最後まで辿り着けません。東進のサイトでも同じようなアドバイスをしています。ぜひ目を通しておいて下さい。
ウチの塾では「具体的に何をやればよいのか」といった勉強のやり方に重点を置いて指導しています。生徒たちは英語はしっかりと得点できるようになっていると毎年確認できています。
数学について
センター試験時代と比べると計算量は圧倒的に少なくなっています。その反面、問題文が長く設定などを理解するのに時間がかかる形式になっています。どちらも難易度としてはあまり変わらないとは思いますが、近年の問題は「根本的なところをちゃんと理解できていないと解けない」問題が多い印象です。また各大問の最後などは難しい問題もあるので、そこはあきらめて時間内に取れるところを確実に得点するという姿勢もペーパーテストでは重要です。
対策
高校数学は学習範囲が広すぎます。共通テストは出題範囲が指定・限定されているので、まずはその分野を重点的に取り組むべきです。
また、なかなか数学が伸びない原因は、一度習った範囲の復習のやり方にあると感じています。問題演習ばっかりになっている生徒が多いです。解いて、間違って、やり直す。そして1か月後には同じ問題がやっぱり解けない。もしこの悪循環を繰り返しているならアプローチを変えるべきです。なんで解けなかったかを解消することが一番大切です。数学ができるようになるには、自分の手を動かすことは必要条件ですが十分条件ではありません。(イッテルコトワカリマスカ?)
「そもそもなんでこんな計算で接線が求まるんだろう?」などのような疑問が数学をやっているとたくさん出てきます。答えが出たからいいやじゃなくて、そうした疑問を声にして出来るだけ解消していくことが大切です。とはいえ、ウチの生徒も数学はなかなか思うように点数に繋げてあげられず、教える側としても反省しています。タブレットPCも活用して、もっと視覚的に理解が深まるような方法を思索中です。
共通テスト利用型推薦のススメ
熊本大学などの地方国立大を目指すなら、共通テスト利用型推薦がある場合はぜひねらってみてください。2次試験に必要なボーダー以上の点数が必要ですが、ほぼ共テの点数で決まるので、志望理由書の作成や面接対策の負担も少なく済みます。仮に推薦がダメなら2次試験で再度勝負できるのでシンプルに国公立大学の受験機会を+1回できてお得です。
それぞれの第1志望校に合格できるよう、今年もがんばっていきましょう!


